マルチドメイン追加申請について
審査
企業認証SSL / EV SSL どちらの証明書にマルチドメインを追加される場合でも、審査内容として「CAAレコードの確認」「ドメイン名使用権確認」「グローバルサインによる企業実在確認の認証」が必要です。
■CAAレコードの確認
申請FQDN、下位ドメイン名、CANAME先に対してCAAレコードの確認が行われます。詳細は下記ページをご参照ください。
■ドメイン名使用権確認
申請手続き開始後、下記いずれかの方法によるドメイン名確認が必要です。
メール認証
下記アドレスに対してグローバルサインからメールを送信しそのメールに許可頂ける旨返信いただく事で検証は完了となります。
既定のメールアドレス
- admin@FQDN
- administrator@FQDN
- webmaster@FQDN
- hostmaster@FQDN
- postmaster@FQDN
+
WHOISに登録のメールアドレス
.com .net 等のgTLDドメイン
-- Registrant / Admin / Tech に登録のE-mail
.jp 汎用JPドメイン
-- 公開窓口情報の[Email]
.co.jp 等の属性型JPドメイン
-- [登録担当者][技術連絡担当者]の[電子メイル]
+
- 下記DNS TXTレコードに記載のメールアドレス
- _validation-contactemail.ドメイン. IN TXT "メールアドレス"
+
- ドメインのSOAに記載の管理者メールアドレス
※ 申請FQDNが www. から始まる場合には www. を省いたFQDNのメールアドレスもご選択いただけます。
ページ認証
グローバルサインの指定するドメイン審査コードを記載したテキストファイルを既定のURLにアップロードして頂きます。
▼ 追加FQDNが www.test.example.ssl.ph の場合
▽ ページ認証URL例
http://www.test.example.ssl.ph/.well-known/pki-validation/gsdv.txt
http://test.example.ssl.ph/.well-known/pki-validation/gsdv.txt
http://example.ssl.ph/.well-known/pki-validation/gsdv.txt
http://ssl.ph/.well-known/pki-validation/gsdv.txt
のいずれか。
▽ 記載するドメイン審査コード例
<meta name="_globalsign-domain-verification" content="(指定のID)">
※ http/httpsは選択可能です。
ページ認証のご注意
※ リダイレクト設定がされているとページ認証は完了いたしません。
※ 対象URLに対してグローバルサインからアクセス出来る必要がございます。
※ テキストファイルの文字コードによっては、認証に至らない場合がございます。
可能であれば、文字コードはANSI(Shift_JIS)で保存してください。
UTF-8の場合は、BOMなしで保存をお試しください。
DNS認証
グローバルサインの指定するドメイン審査コードを既定のFQDNのTXTレコードに設定して頂きます。
▼ コモンネームが www.test.example.ssl.ph の場合
▽DNS認証FQDN例
www.test.example.ssl.ph
test.example.ssl.ph
example.ssl.ph
ssl.ph
のいずれか。
▽記載するドメイン審査コード例
_globalsign-domain-verification=(指定のID)
DNS認証のご注意
※ 追加FQDNが日本語ドメインなどの国際化ドメインの場合DNS認証は利用できません。
追加したFQDNの確認方法
SSLサービスマネージャーにログインの上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
■グローバルサインによる企業実在確認の認証
▼ 帝国データバンクコード、DUNSナンバー、職員録をご利用の場合
※ 帝国データバンクコード、DUNSナンバーに関する詳細は、帝国データバンク及び東京商工リサーチにお問い合わせください。
電話による実在確認が必要です。
▼ 第三者データベースが存在しない場合
第三者データベースが存在しない場合、グローバルサインにて商業・法人登記簿の確認を行います。
その後、以下いずれかの審査が必要となります。
・ 電話料金請求書の送付
代表電話番号の確認には以下の要件を1枚の紙面上で満たしている『電話料金請求書』を利用致します。
(回線使用書類、マイライン登録書類など、電話会社発行のもの)
- 現在使用している代表電話番号が記載されている
- 申請組織名宛または、登記事項証明書に記載のある個人名宛の書類で、登記事項証明書に記載されている住所と一致している
上記を満たす電話料金請求書をメール(PDFファイル)またはFAXでお送り頂きます。
申請組織の電話番号であることが確認できましたら、確認した電話番号に電話確認が行われます。
・ ポスタルチャレンジ
パスワードを記載した書面を、商業・法人登記簿に記載されている申請組織様のご住所宛てにグローバルサインより郵送いたします。
申請担当者様が書面を受領後、記載されているパスワードをグローバルサインに回答いただくことで申し込み確認を実施します。
パスワードの回答方法は電話、メール、FAXのいずれかとなります。
▼ 書類による審査(非推奨)
グローバルサインに、下記書類をお送り頂く事で認証する方法です。
電話確認は行われません。
▽必要書類
- 印鑑証明書(発行より3か月以内の原本)
※ 過去にグローバルサインに印鑑証明書の提出を行い、その情報に変更のない場合は原本の郵送は必要ございません。
発行より3ヶ月以内の印鑑証明書のコピーをFAXにて送信ください。 - 証明書申請書(原本)
申請組織様に記入、押印頂き、グローバルサインに送付頂く書類となります。
証明書申請書は、申請開始後弊社よりお送り致します。
※ 書類による審査は、新型コロナウイルス感染症対策の一貫として、予告なく終了する場合がございます。
また、審査完了まで通常より1〜2週間程度長くお時間を頂く場合がございます。
▼ 電話確認について
(1)代表電話番号宛にご連絡
グローバルサインより第三者データベースに掲載の代表電話または、電話料金請求書で確認した電話番号経由で、申請責任者様の在籍確認と申請責任者様ご自身に申請内容の確認を行います。
※ 必ず代表電話番号を経由してお電話がございます。
申請担当者様へはそのお電話からお取り次ぎ頂くか、申請担当者様に連絡が可能なお電話番号をお伝えください。
(2)申請の意思確認
(1)でお取り次ぎ頂いた申請担当者様に下記内容の確認が求められます。
- 証明書申請時に発行されるオーダーID(申請開始後弊社より連絡いたします)
- ご申請のコモンネーム